「お笑い第7世代」と呼ばれる若手のお笑い芸人が、テレビや各メディアを席巻している。お笑いの新たな地平を切り開こうと奮闘する代表格3組に、出演するテレビ番組に懸ける思いや、新年の抱負を語ってもらった。(松田拓也) ◆霜降り明星 爆笑問題との冠番組に感慨 霜降り明星のせいや(左)と粗品 霜降り明星のせいや(28)と粗品(27)は2018年、史上最年少で「M―1グランプリ」を制した。19年には粗品が、一人芸の日本一を決める「R―1ぐらんぷり」でも優勝。瞬く間に人気が沸騰し、昨秋の改編で、2人にとってはゴールデン・プライム帯(午後7~11時)のレギュラー番組で初の冠番組を獲得した。それが、「爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!
後藤:『アイシールド21』の阿含とヒル魔のシーンで、アメフトをやっている理由を聞かれたヒル魔が「おもしれぇから」と答えるんです。それってすごく大事な気がしていて、僕はお笑いやっている理由について「おもしれぇから」って言うようにしています。自分が面白いからやっていますよって。 石橋:さっき僕が挙げた『ONE PIECE』や『DRAGON BALL』などはすべて、"仲間のため"というのがあるんですけど、『SLAM DUNK』の三井の不良仲間・鉄男の言葉が印象に残っています。三井が不良をやめてバスケ部に戻るときに髪を切り、その三井を見た鉄男が「お前にはそっちのほうが似合ってるよ」と言ってバイクで走り去っていく。仲間思いだなと思いました。不良の道に引き留めるのではなく、バスケ部に戻れという感じは素晴らしいなと。自分も背中を押してあげる存在になろうと思いました。 都築:僕は、『テニスの王子様』です。ナイター設備の大きなライトが倒れてきたときに、負けたチームの選手が勝っていたチームの選手をかばうためにライトを体で受け止め、勝っていたチームが「お前らが勝ちだ」と言うんです。思いやりや優しさで勝利をつかむこともあるんだなと、心の優しさや心の強さを学びました。 ――四千頭身さん全員にとって大事な漫画というのはありますか? 都築:世代が一緒なので、通ってきた漫画が似ているというのはありますけど。 石橋:『ONE PIECE』などは3人とも好きですね。 【関連記事】 四千頭身が菅田将暉×神木隆之介×仲野太賀に!? 『コントが始まる』4・1限定CM 四千頭身・石橋『コントが始まる』登場 芳根&有村に囲まれ緊張 四千頭身・後藤、ゆきぽよの指摘に反省「直すわ」 四千頭身・後藤、横浜流星&飯豊まりえとトリオ結成希望も「お笑いやるには…」 四千頭身『ネプリーグ』初参戦 事務所の先輩・ネプチューンとチーム